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社長 自己紹介

無添加住宅の原点

2013/10/25(金) 家づくりのこと

みなさんこんにちは。さつまホームの新留です。

急に秋が深まってきました。いかがお過ごしですか?寒暖差は体調を崩す原因ともなりますので本当にお気を付けください。

今回は、無添加住宅の原点のお話をします。

無添加住宅は、ある一人の奥様が発端です。

この方がお住まいのリフォームを行いました。完成したとき室内には工事の臭いが残っていました。
最初はその臭いを我慢して暮らしていました。しかし、毎日頭痛がし日に日に悪くなっていきました。
動悸や呼吸も苦しくなってきました。
最初はそれがリフォーム工事によるものと理解できなかったのですが、その異変をご主人が見抜き、シックハウスではないかと疑ったのです。
お医者様のご主人は、専門ではなかったのですが、当時アメリカで指摘され始めていたために気づくことができたのです。

原因は、工事に使われた大量の石油系接着剤や塗料でした。

リフォーム工事は小規模であれば建築基準法などが関係しないことも多く、値段を優先することもあり、健康配慮のない建材が多く使われています。
建材に含まれる有害な物質たとえば、シンナーやトルエンのような揮発性の有機溶剤が合板の接着剤に使われたりするため、揮発成分が鼻をつき体に悪影響を及ぼしていたのです。リフォームでは使用量の基準など考えもしません。

そんな奥様が訪れたのが地元の工務店、無添加住宅開発者 秋田憲司氏の元でした。

家業が工務店でなければ、学者になろうかというぐらい、物理化学が天才的に優れていた彼は、すぐに建材に含まれる成分を見極め体に悪いとされる有機性の溶剤(石油系接着剤、塗料)が排除された住宅の検討を始めました。江戸時代にはシックハウスがなかったことを考えると十分可能な話です。
秋田氏は、それと同時に海外の住宅にも目を向けました。ヨーロッパの住宅は築200年以上経つものも多く、まさに日本で言う江戸時代の住宅です。

そのヨーロッパの家のデザインや素材を参考に生まれたのが無添加住宅なのです。

その後、その奥様の家は無垢材と漆喰壁を中心に新築されることになり、想像の通り、見事に健康を取り戻されたのです。

少し、PRですが、さつまホームでは、古いヨーロッパテイストの住宅「ソルソナ」を1年以上前からご提案してきましたが、さらにこの秋バージョンアップされ「ソルソナレトロ」として発表をしました。
ぜひ、ご覧下さい。

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