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ありがとう、ティナちゃん

2007/10/07(日) 日々のこと

わたしが建築の道に入って、はじめての勤め先が西宮にある設計事務所でした。所長のご自宅と仕事場を兼ねたつくりになっていまして、一匹のわんちゃんがいました。ラブラドールリトリバーの女の子で名前をティナちゃんといいます。その当時、たぶん7歳ぐらいだったと思います。犬を飼ったことがないわたしでしたが、彼女に会ってわたしはたちまち大型犬のファンになりました。ラブラドールといえば、盲導犬や介助犬、また自然災害時に活躍するレスキュー犬としてわたし達の生活を支えてくれるパートナーとして最近はよく知られていますが、さすが同じ犬種、ティナちゃんも感情表現がとても豊かで言葉を話さないだけで本当に人と同じだなと何度も驚かされました。ふだんはとてもおちゃめで天真爛漫でしたが、わたしが失敗をして凹んで外から戻った時などはいつもは飛びついて迎えてくれる彼女が心配そうにゆっくり近づいてきて、「元気をだしてね。」となぐさめてくれるかのようにわたしの手をペロペロなめてくれました。ほんとにほんとにかわいい子でしたが、今年に入って天国へ旅立ったという知らせを聞きました。その事務所を退職して今年で6年になりますが、いろいろなエピソードを思い出すといつもそこにはティナちゃんがいます。たくさんのキラキラをくれたティナちゃんに心から感謝しています。またどこかで会おうね。
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このワンちゃんと同じ黄色のラブちゃんでした。体は大きいですが、実は野菜やフルーツが大好きで、ティナちゃんもイチゴやキャベツが大好物でした。

 

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