スタッフ紹介

創業者創業者 新留 勇男

さつまホーム創業者 新留 勇男

さつまホーム 新留 勇男

さつまホーム創業者 新留 勇男(にいどめ いさお)
1933.1.25 〜 2018.5.30

 

皆さんに我が社の創業者(前会長)をご紹介します。昭和8年1月生まれ、平成30年の5月に他界するまで生涯現役を貫いた前会長は、さつまホームの理念の主です。

鹿児島出身の会長は7人兄弟の長男として生まれ、中学を卒業すると大工の修行に中学時代の成績は優秀で進学を勧められるが、大家族を支えるために職人の道へと進む。本人曰く「勉強は嫌いだった」というが読書好き研究熱心である。

早くから地元を離れ大阪で仕事をする。大手建設会社では大工のまとめ役として働く。豊中に住むようになってからは自営として工務店を始める。

スパーカブ(オートバイ)の後ろに大工道具を積み朝早くから夜遅くまで毎日働いていた。若い頃は仕事に厳しく、人の2倍の仕事をしていた。人が1棟の住宅を仕上げる頃には、倍の2棟を完成させていた。仕事は丁寧で評判であった。85歳まで現役で仕事を続けたが、その時まで技術や丁寧さは衰えることもなく、とにかく仕事が早った。

前会長はあまり多くを語らないが「ちゃんとせなあかん」が口癖でとても責任感が強い。昔から「住んで喜んでもらえなければ、家を建てる意味はない」と言っていた。

それが証拠に、多くのお住まいいただいたお施主様とも多く交流があり、「会長でないとダメ」と言っていただけたことも数多くあった。

85歳で他界するまでは、主に造作の家具や部材を加工していた。そして、いろんな仕事のアドバイスをしていただいている。木材加工の図面や、各部の納まりなどは社員が交代で聞きに行くほどだ。「迷ったときは会長に聞こう」が社内の合い言葉だった。

生前の趣味は65歳から始めた釣り。初めての釣りが、なんとニュージーランド。最高のビギナーズラックで70cmのレインボウトラウト(ニジマス)を釣り上げこの道にはまる。研究熱心だった前会長は地道に努力し、大工業と並び釣りの腕前も一流に。たまたま釣りに行った時にやっていた釣り大会に飛び入りエントリーし、そのまま優勝をかっさらってきた時は圧巻だった。また、80歳を過ぎてiPhoneにはまり、写真を撮ったり、ネットで検索する姿にも驚かされた。

家つくりに関するチャレンジ精神は旺盛で、無添加住宅の精度、施工性が上がったのも前会長のおかげである。

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