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社長 自己紹介

星になった日

2012/08/25(土) 日々のこと

感謝の気持ちで一杯です。

心に秘めようとも思いましたが、この感謝の気持ちは多くの方と共有したいという気持ちがとまりません。

大切な仲間、先輩がこの世を去りました。

私が高校を卒業する頃にさつまホームの会長が薩摩住建を設立しました。
思い起こせばそのときはすでに私達と共に仕事をしていました。

物づくりを共にし職人としてもプライドを持ち続け言葉少なに働く姿は、私の心にプロとしての気構えを感じさせるほどでした。
大学時代に家業の工務店をバイトとして手伝っているときにもその「左官」という仕事を黙々と行っていました。そのときからの様々な出来事が思い回されます。

約30年の歳月の中では無情にも世間では左官という仕事が減ってきた時期がありました。

7、8年前には廃業も考え四国の生まれ故郷に帰ることも考えたそうです。

ちょうどその頃に私達は、健康を考え漆喰しか使わない家づくりを始めました。

そのときに、引退も考えたのですが、「会長が元気なうちは俺も頑張る」といって本当に率先して仕事をして頂きました。

漆喰塗りで試行錯誤しているときも多くの力を貸してくました。そして、今の基本となる
私達の思う仕上がりが出来たのです。今の無添加住宅があるのも、このときの試行錯誤の結果、職人さん達のプライドの結果なのです。私達の仕事は、職人さん達の気持ちの結晶なのです。様々な職人さん達の思いの成果物なのです。
本当に言い表すことの出来ないくらい感謝の気持ちで一杯です。

本当に長い間ご苦労様でした。

     
子供達の手形を丁寧に壁に残してくれました。

2012年8月23日享年71歳 星になった日

ゆっくりと休んでください。
Fさんの施工した家達は生き続け後世に大きな価値をもたらします。
本当にありがとうございました。

ご冥福をお祈りいたします。合掌

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