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社長 自己紹介

「2つの方向性」と「1つのブランド」

2015/11/30(月) 家づくりのこと



みなさんこんにちは、いかがお過ごしでしょうか、さつまホームの新留です。

今日は、会社のことをお話ししたいと思います。
私どもの会社は「さつまホーム」という名前ですが、
その名前の意味を確認も込めてよく聞かれます。
ご想像の通り、創業者(現会長)の出身地が鹿児島であることに由来しています。
「さつまホーム」としては19年と半年が経過していますが、創業は今から約36年前、
昭和54年に大工の棟梁だった父が工務店を始めたのが最初です。
創業当時は高度経済成長の中、分譲住宅がよく売れたそうです。

時代が変わり、注文住宅で家を建てる人が増えだしたのが約20年前、
さつまホームになったちょうどその頃です。
さつまホームとしてのスタートは、安くて良い家を注文住宅として建てることでした。
それから、仕様が良く品質にこだわった住宅が主流になり、
そして断熱性の良い高気密高断熱の住宅が建てられるようになってきました。
15年ぐらい前の話になります。その頃から、住宅の気密性が高まったことで、
接着剤や塗料から出るシンナーなどの有機溶剤と言われる成分が室内に蔓延し、
シックハウス症候群と呼ばれる神経性の病気になってしまう方が急増します。
私どもの会社はそのことに真摯に向き合い、毒の出ない住宅、
そして体に悪いものを使わない健康住宅に取り組みました。
この取り組みに関しては、おかげさまで単に自然素材を使って
住宅を建てるだけの会社さまより評価をいただく結果となりました。

無添加住宅を始めてから概ね10年の月日が流れました。
住宅によって健康を害すする話はあまり聞かなくなりましたが、
気密性の高い住宅においては今も尚注意が必要です。

つい先日、さつまホームでは今まで建ててきた住宅を進化させるために、
「2つの方向性」と「1つのブランド」を立ち上げました。

「2つの方向性」とは、現在の無添加住宅をさらに進化させた
「無添加住宅プレミアム」を発進させることになりました。
無添加住宅の持つ素材感、デザイン、空気により、
洗練された無添加住宅を目指し地域のホストとなる建物を完成させます。

そして、もう一つが「無添加パッシブハウス」です。
これは、室内の空気環境に着目した家づくりです。
温度管理を行い、冬の朝でも室温15度を下回らない高性能な住宅となります。
また、自然エネルギーを積極的に使うすなわち
「パッシブ」な発想で環境への配慮ができ、
しかも年間で十数万円の差が出るほどの低燃費な住宅になります。

最後に、新ブランド「グッドホーム」のスタートです。
グッドホームは今まで高額とされてきた無添加住宅を、
室内の空気環境に特に着目してその部分を守りながら
他の部分をフレキシブルに対応することでお求め安い住宅としたことです。

さつまホームの無添加住宅プレミアム、無添加パッシブハウス、
そしてグッドホームブランドこそが今後の基準となります。


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