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社長 自己紹介

増税先延ばしの影に潜むもの

みなさんこんにちは、いかがお過ごしでしょうか?

行ってきましたよ!南極!!
そして南極レースも無事に完走してきました。

話が盛りだくさんなので、それについては別の機会にまとめて報告をします。

ところで、住宅づくりを考えている皆さんにとって色々悩む事が多いなか、また大きな展開がありました。
それは、消費税アップの1年半先延ばしということです。驚きの結末です。賛否はありましたが、急に方針を変えることで日本の様々なことに影響します。消費税アップによって予算組みをしていた各省庁、地方行政もその計画を見直さなければならなくなりました。

さて、皆さんにとってはどのように判断すれば良いかということですが、結論から言うと少し余裕が見えたように感じるかもしれませんが、消費税で分かりにくくなっていた物価上昇が明らかになってきます。
なぜならば、アベノミクスはそもそもデフレからの脱却、インフレ誘導すなわち貨幣価値が下がり、物の価格を上げる政策なのです。そこにプラスして、急激な円安で輸入品の多くが値上げせざるを得ない状況なのです。消費税がアップされることで見逃しがちになっていたのですが、建築資材のUPは逆に我慢をするタイミングがなくなったために年末年始を境に上がってきます。特に建築に影響を及ぼす石油や鉄鋼といった基幹産業の価格を押し上げます。景気が回復すれば、給与水準も上がり物価上昇についていけるのですがまだそこまでの状況ではないようです。
消費税の駆け込み需要の動きは一旦沈静化をすることになりますが、建築資材の価格を見据えて時期を検討することをお勧めします。

住宅は、欲しいと思った時が建てどきということもあります。損した得したということだけで時期を考えるのではなく検討したいものです。
長く住まう家は、建てたいタイミングに建てることが有効なのです。

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