大阪で家を建てたい|今人気の無垢の家の魅力とは?

「子供の健康を考えて、身体に優しい住宅を建てたい」

「無垢の家ってよく聞くけど、どういった魅力があるのか詳しくは知らない」

お子さんがいるご家庭であれば、身体の健康に優しい家を建てたいと考える方も多いのではないでしょうか。

 

そして、無垢の家は身体に優しいという話を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。

 

しかし、実際のところ無垢の家にはどのような魅力があって、なぜ身体に優しいのかを詳しく知らない方も多いと思います。

 

そこで今回は、大阪で新築住宅の購入を検討している方に、無垢の家の魅力に関して解説していきます。

 

 

□無垢の家とは

 

無垢の家という言葉に、決まった定義はありませんが、一般的に無垢の家とは、無垢材をベースに使用した住宅のことを指します。

 

そしてこの無垢材とは、丸太から切り出して乾燥しただけの自然な状態の木材のことで、不必要なものは一切使われていません。

 

この無垢材とよく比較されるのが、集成材や合板と呼ばれる木材で、これらは薄く切られた木材を接着剤などで貼り合わせて作られた木材です。

 

集成材は、加工されているため扱いやすい木材として、一般的に広く使われていますが、接着剤などに化学物質が含まれていて、人によってはその化学物質に反応してしまうこともあります。

 

その一方で、無垢材はそういった心配がないため人の身体に優しい素材として人気です。

 

 

□無垢の家の魅力

 

*耐久性

 

昔から日本の建築では無垢材が使用されており、その建物は長い年月を経ても変わらず現存しています。

最も有名なのが、世界最古の木造建築物と言われている法隆寺です。

 

その時代には今のような化学物質を使用した接着剤や技術はありませんが、今でも立派に残っています。

 

集成材が一般的になってきた今の住宅の寿命は20年∼30年程度と言われていますが、同じ木材でもその耐久性に大きな差が出るのは接着剤の劣化によるものと言われています。

 

一方で、無垢材はその劣化の心配がないため、何十年も何百年も使い続けられる建物になるのです。

 

*耐震性

 

住宅は主に木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造の3種類に分けられます。

 

どの方法で家を建てたとしても正しく工事されていれば、その耐震性に大きな差はありませんが、この3種類の中で最も重量が軽いのが木材で作られた家です。

 

重量が軽いということは、地震が起きた際に受ける揺れが他の重量が重い住宅よりも少なくなることを意味します。

建物が倒壊しないことは前提としても、家の中で大きな家具が倒れたり、皆さん自身が転倒したりする可能性を減らせます。

 

*シックハウス症候群の対策ができる

 

現代の住宅でよく問題になっているのが、このシックハウス症候群です。

 

住宅に使われている化学接着剤などから放散する有害な化学物質により、室内の空気が汚染され、暮らしているうちに、頭痛や吐き気、目がちかちかするなどの症状が現れます。

 

先程もお話したように、無垢材はこういった化学物質は使用していないので、症状が現れる可能性をかなり低くでき、人に優しい材料と言われる所以はここにあります。

 

 

□気を付けたいポイント

 

ここまでは、無垢の家の魅力に関してお話しましたが、良いことばかりでデメリットはないのか不安、という方もいらっしゃると思います。

 

そこで以下で、無垢の家や無垢材のデメリットを紹介します。

 

*変形する可能性がある

 

木は本来、湿度の高い時期に膨張して、乾燥すると収縮する特徴を持っているため、そういった際に、木材が変形して隙間ができたり床なりが発生したりすることがあります。

 

*価格が高い

 

もともと無垢材には高価なイメージを持っている方も多いと思います。

これは、集成材とは違い原木から切り取った木材をそのまま使用しているため、使用できる量が限られており、希少性が高いからです。

 

*汚れやシミが付きやすい

 

化学物質を使用せず、余計なコーディングも施されていないため、汚れやシミが付きやすいです。

こういった汚れも、木材の1つの味わいだと捉える必要があり、お手入れ方法や補修方法も知っておく必要があります。

 

 

□まとめ

 

今回は、無垢の家の魅力や身体に優しいと言われている理由に関して解説しました。

 

住宅に求める要素は人それぞれで、どれか1つが正解ということはありません。

どのような家を、どのような素材で建てるのが最も相応しいのかをじっくり考えて、住宅を購入しましょう。

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