注文住宅を検討中の方必見!天然素材の種類を徹底解説!

「シックハウス症候群の対策のために、天然素材を使った住宅を建てたいと考えているが、天然素材にはどのような種類があるのだろう?」

「マイホームを建て始める前に、天然素材の特徴について教えて欲しい。」

このように、注文住宅を建てる際の天然素材について、疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

シックハウス症候群の原因は、合板などに使われる接着剤や防腐剤に含まれる有害な化学物質です。

有害な物質を含まない自然の素材である天然素材を使用することは、シックハウス症候群の有効な対策になるでしょう。

今回は、天然素材の種類やそれぞれの特徴についてご紹介します。

 

□天然素材の種類

 

*漆喰

 

主な原料は石灰石です。

石灰石に砂や麻などの繊維質を加えて、水で練り上げたものを漆喰と呼びます。

海藻のりが加えられる場合もあり、加えるものの違いによって、独特な風合いが演出されます。

漆喰には、和漆喰・西洋漆喰の2つの種類があります。

外壁に使用する際は、家を建てる土地の雰囲気に合わせて選ぶと良いでしょう。

 

*珪藻土

 

珪藻土の成分は、珪藻と呼ばれるプランクトンです。

海底などに堆積することで、化石となったものを珪藻土と呼びます。

漆喰と同様に、日本では昔から建材として使用されている伝統的な天然素材です。

 

*無垢材

 

木材とは、天然の木材そのものの状態を保ったものです。

ベニヤ板など、木材を張り合わせて形成されているものは無垢とは呼べません。

法隆寺や五重塔など歴史的な木造建築物でも使用されています。

 

*コルク材

 

ワインの栓として、見かけることが多いかと思います。

コルク材は、コルクガシと呼ばれる植物の樹皮を剥がし取り、加工したものです。

住宅の施工の際にも、建材として使われることがあります。

 

□それぞれの特徴

 

*漆喰の特徴

 

漆喰は防火性が高い特徴があります。

そのため、城や武家屋敷の防火設備として使用されていました。

一般住宅では、壁の材料として多く使用されています。

また漆喰は、強アルカリ性のため、カビやダニの発生を防ぐ効果も期待できるでしょう。

さらに、シックハウス症候群の原因となる有害物質のホルムアルデヒドを分解する性能を持っています。

 

*珪藻土の特徴

 

珪藻土には目には見えないほどの小さい穴が無数にあります。

そのため、湿度が高いときには水分を吸収し、乾燥しているときには水蒸気として水分を空気中に出す作用があります。

この調湿性能を利用して、快適に暮らせる住宅にしましょう。

また、水分と同時に嫌なにおいも吸収してくれるため、防臭効果も期待できます。

珪藻土は、壁材として用いられることが一般的です。

 

*無垢材の特徴

 

スギ・ヒノキ・オーク・メイプルなどが、代表的な無垢材として知られています。

無垢材は断熱性が高い特徴があります。

周囲の温度に影響をされにくいため、夏は涼しく冬は暖かい空間を生み出します。

また、木材は時間が経つごとに、水分が抜けることで強度が上がるという特徴もあります。

無垢材は、大きく広葉樹と針葉樹の2種類に分けられます。

それぞれ柔らかく加工がしやすい、硬く丈夫であるなど異なる特徴があります。

そのため、家のどの部分に使用するかを考えて木材を選ぶと良いでしょう。

 

*コルク材の特徴

 

とても弾力性の高い素材で、衝撃を吸収します。

小さな子供が転んだ際に、怪我をしにくい天然素材です。

子供部屋の床材として、使用されることが多い傾向があります。

 

□まとめ

 

今回は、天然素材の種類やそれぞれの特徴についてご紹介しました。

天然素材を使用することで、安全なだけでなく優しい雰囲気を持つ住宅になるでしょう。

この記事を参考に、天然素材を使用して注文住宅を建ててみてはいかがでしょうか。

安心・安全な家「無添加住宅」の知識が豊富なスタッフが、あなたのお悩みの解決をお手伝いします。

高槻市で注文住宅をご検討の方や天然素材についてもっと詳しく知りたい方は、当社までお気軽にお問い合わせください。

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