新築を建てる前に知っておきたい|後悔しないためのポイントとは

「新しく住宅を購入したいと考えている考えているけど、購入してから後悔したくない」
こういった不安を抱えている方も多いと思います。
失敗して後悔しないためには、どういった後悔が多いのか事前に把握して対処することが大切です。
そこで今回は、新築住宅の購入を検討中の方に、後悔する人が多いポイントを紹介します。

□新築で後悔する人が多いポイント

*家事動線が悪い

家事動線とは、キッチンや洗濯置き場など日々の家事の中で最も行き来が多い動線のことです。
家事動線をしっかり確認しないままに住宅を購入し、実際に生活をスタートさせると移動が面倒だったり、移動しにくかったりと後悔するケースがあります。
毎日行う家事に少しの負担が増えるだけでも日々のストレスや疲労は大きく変化しますよね。
住宅の間取りは住宅メーカーによって異なるので、できる限り多くのプランを比較して理想的な家事動線にすることが大切です。

*収納スペースが少ない

収納スペースを広く確保すると生活スペースが狭くなってしまうと考えている方もいらっしゃると思いますが、収納スペースにきちんと収納できれば生活空間を広々と使用できます。
一方で収納しきれずに物が溢れていると逆に生活空間を圧迫してしまいます。
また、現在持っているものが全て入りきるスペースを確保したとしても家族の成長や時間の流れと共に片付けなくてはいけない物や必要な物は増えていきます。
そのため、収納スペースを考える際は将来のことを考えてある程度余裕をもって収納できるようにしておきましょう。

*光が入りづらく室内が暗くなる

立地や家の方角の問題で住宅自体に光が当たりにくく、暗くなってしまうこともありますが、設計によっては十分な光を取り込むことも可能です。
最近人気になっているのは光が良く入り込む吹き抜け窓や、天候に左右されずに安定して光が入る北側にも窓を設置することです。
日当たりが良い部屋にしたいと考えている方は多いと思いますが、実際に暮らし始めてみると想像以上に光が入ってこない場合もあります。
採光に関しては専門家の方とじっくり話し合いながら決めてください。

*間取りの配置が悪くて音がうるさい

住宅の中は水回りやリビングなど大きな生活音が聞こえる空間と寝室など静かさを求める空間に分かれています。
これらの空間が隣や上下に位置している場合、静かさを求める空間でも大きな音が聞こえてくる可能性があります。
例えば、寝室の横や下に浴室やトイレがある場合、その生活音が睡眠の障害になります。
小さなお子さんがいるご家庭であれば、就寝時間は早いのでできるだけ静かに寝かせてあげたいですよね。

*コンセントの場所の確認不足

新築の住宅を購入する際に見落としがちになるのがコンセントの位置と数です。
コンセントが欲しい場所に欲しい数揃っていないとタコ足配線したり、延長コードで距離を延ばしたりする必要があり、面倒で見た目も悪くなります。
どこにどんな家具や家電を設置するのか、また、そこにはどれだけのコンセントが必要なのかを検討しながらコンセントの位置と数を確認してください。

*将来のことを考える

新築住宅の購入を検討中の方は家族が増えたり、結婚したりと様々な理由があると思いますが、今の都合だけで購入してしまうと将来不便になる点が出てくる可能性があります。
そうならないためにも、将来のことまで見据えて住宅を購入しましょう。

□まとめ

今回は新築住宅を購入した後によくある後悔に関して紹介しました。
人生で一度の大きな買い物なので後悔は絶対にしたくないですよね。
満足のいく完成にするためにも、どういった点によく失敗が起こるのかを事前に調べて対処できるようにしておきましょう。

家づくりの流れ|家づくりのマメ知識

ページトップへ